俺らのすばる

Gum ページ24

Gum side


Gum｢ジャッキー焦ったらあかん。
とりあえず、他に外出とるメンバーにも
連絡して一緒に探そう！
すばるのことやから道もそんな知らんやろし
遠くには行ってないはずや！｣

Jacky｢おん...ありがとうな、ガム｣


さっきまで焦ってたジャッキーも
今は落ち着きを取り戻していた。


ジャッキーとの電話を切った後
僕はすばるの行きそうなところを考えていた。


Gum｢そういや...｣


この前すばると一緒に行った公園は...


家からも近いし、ここならすばるも
馴染みがあるから行くかもしれん。

気づいた僕はすぐに走り出していた。



待っててな、すばる。









すばるside


おじさんがあしょんでくれりゅゆうから
あしょんでる。

めっちゃたのちいー


おじさんしゅごい！



お｢すばるくん、楽しい？｣

す｢たのちい！おじさんありがとー｣

お｢ははっ嬉しいな。もっと楽しいことしようか。ねぇ、おじさんのお家に来ない？｣

す｢おうち？｣


おじさんはすばのおててをにぎって
にこにこしてる。


お｢すぐそこだからね、行こうか｣

す｢でも...もうちょっとあしょびたい｣

お｢そうか...ならおじさん帰ろうかな｣

す｢えっ...おじさんかえりゅん？
いやや、すばとあしょんで！｣

お｢じゃあお家おいで？
それなら遊んであげる｣


すばのおててをぎゅっとしたまま
あたまをなでなてしてくれた。


す｢おうちいく｣


すばがそういったら
だっこしてくれた。


おじさんのおてては
すばのせなかじゃなくて
おしりにきたからへんなきぶんになったけど
おじさんはにこにこしたままあるいてた。

だからすばもきにしない。





お｢すばるくん、可愛いね。
もう誰にも渡さないから｣


す｢zzz｣



おじさんがなんかいうてたけど
ねむくなってうでのなかでねちゃった。

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