☆love 63 ページ19
「支配人の会社って、ここだったんだ。」
このビルの1階から2階は、お洒落なショップや、歯科医院とか。
後は、カフェやちょっと高級なスーパー。
で、3階はいくつかの会社のオフィスがある事は知ってたけど。
エレベーターを降りて、左奥の扉を二宮さんに借りた社員証で鍵を開ける。
二宮さんも、支配人と一緒の会社で働いてるって、ついさっき知った。
まだまだ、知らない事たくさんだな。
もう、8時を過ぎてるからか、並んだデスクには、誰もいなくて。
でも、部屋の一番奥の扉から明かりが漏れてる。
「あそこかな？」
暗い足元を確かめる様に、ゆっくりとそこに向かってると、
バリバリッて音がしたかと思ったら、稲光りと一緒に轟音が鳴り響いて。
「キャーッ！！」
支配人のタブレットを抱えて、その場に座り込んだ。
支配人のタブレットを胸と太腿の間に挟んで。
鳴り止まない音が少しでも聞こえない様に、両手で耳を塞ぐ。
地響きまで感じそうな、あのゴロゴロゴロ…苦手だよ…。
なんか、今のでドキドキし過ぎて息苦しいし。
目を閉じて、下を向いて耳を塞いで。
好きな歌を口ずさむ。
雷の日はいつもする事。
その時、急に肩を叩かれて。
飛び跳ねる位びっくりしながら顔を上げると、心配そうに私を見てる支配人がいた。
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リュリュ(プロフ) - 深津奈さん» 深津奈さん。コメントありがとうございました！皆で共有しちゃいました。二宮さんは、シレーっとしてますが、本当は、胸中穏やかじゃないのは、多分皆そうかな…的な感じで。戦々恐々…までは行きませんが。変化起こしたいです。 (2015年11月26日 22時) (
レス) id: 278c9e300f (このIDを非表示/違反報告)
リュリュ(プロフ) - ライさん» ライさん。ありがとうございます。色んな方法を模索しながら、変わらず読んでいただける作品を作れればいいなと思ってます。読んで下さってありがとうございました。 (2015年11月26日 22時) (レス) id: 278c9e300f (このIDを非表示/違反報告)
深津奈(プロフ) - コンバンハ！ここまで来ても二宮氏の心の声がこちら側に届かない所にリュリュさんのこだわりを感じる。くぅ〜ニクイ☆大野さんの気持ち良い気持ち悪さ、にウフフとなりました。いいねいいね！お互いに気持ちを共有したところで今後誰にどう変化が起きるか楽しみです。 (2015年11月26日 22時) (レス) id: 8dcaa5c67b (このIDを非表示/違反報告)
ライ - こんにちは！私は10代ですが私としてはリュリュさんの小説大好きだし何を書いても全然OK です！また、悪魔でも提案ですが他の方が書いてた小説はそんな展開の時、本編は簡略化して番外編を作って書いてました。勝手な案ですいません！一応お伝えしておきます！ (2015年11月26日 21時) (レス) id: 8df7c32578 (このIDを非表示/違反報告)
リュリュ(プロフ) - そら＆すばるさん» 了解です！ありがと！！ (2015年11月26日 18時) (レス) id: 278c9e300f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リュリュ
| 作成日時：2015年11月22日 23時
