太陽なキミ３ (ページ6)

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大倉side

ヤスのお風呂が長いから心配になって声をかける
とりあえずは何ともないみたいで良かった

安｢たぁくん、ありがとう～｣

大｢えらい長かったから心配したで？｣

安｢ごめん、ちょっと考え事してて…｣

大｢考え事？大丈夫なん？｣

安｢うん、大丈夫やで。たぁくんも入ってくる？｣

大｢うん。それじゃあ行ってくるわ｣

俺もお風呂へ向かう

ヤスの考え事……何やろ……？

何となくやけどお風呂に入っていたからだけではない頬の赤み
お酒のせいだけではない瞳のうるみ

もしかしてやけど……
そう言うこと何やろか？
いやでも……
俺だけがそうやったらあかんし、俺も一応男同士がどうするかも分かってる
昔したこともあるし…

だからヤスに負担がかかるわけやし……

うーんでもやっぱり触れたい気持ちは変わらへん
って俺もあんまり長いとあかんな
とりあえず出てから考えよう

お風呂から出るとヤスはソファーでボーッとしていた

後ろから髪に触れるとビクッと反応する

その姿にとてつもなくときめいて
このままだとダメだ……って思った

大｢ヤス…ベッド行こうか？｣

そっと手を差し出すとギュッと握って付いてくる姿がまたキュンとした