太陽なキミ３ (ページ36)

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亮side

無事に助け出された章ちゃんを見てホッと一安心した

それと同時になんで相談してくれへんかったんやって、怒りと言うより悔しくて仕方なかった

俺は高校生のときと同じで頼りないんかって、俺は章ちゃんの友達……
いや、親友やって思ってるのに俺のこと信じてくれてへんのかってそれがなんだか悔しくて寂しくて……

大倉と話終わった章ちゃんに近付いて、思わず頬を叩いていた

大倉が驚いていたけど、俺はお構いなしで章ちゃんの胸ぐらをつかんだ

亮｢章ちゃんのアホ！何で、何でや！何で何にも言ってくれへんねん！｣

俺は思わず涙が流れ出る

安｢亮…｣

亮｢っ………俺はいまだに頼りない？俺は章ちゃんの親友やって思ってる……せやから力になりたいって思ってるのに、俺じゃあかん？｣

亮｢それに章ちゃんはもう一人やない！大倉やって、すばるくんやって、丸も横山くんも村上くんも、みんながおるやん！何でも一人で抱え込んだらあかん！｣

それだけ言うと俺は章ちゃんを抱きしめる

安｢亮………亮………ありがとう……うっ……｣

俺たちは２人とも泣きながら抱きしめあった

雛｢亮、そろそろ病院行かなあかんから｣

村上くんの言葉にそっと身体を離す

雛｢大倉、付き添って行ってこい。俺らもあとから行くから｣

大｢うん｣

そう言って警察の人と一緒に病院へ向かった