太陽なキミ３ (ページ3)

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丸side

大倉とは高校からの付き合いで、もう１０年以上になる

今までのお付き合いも知ってて
まぁーちょっと遊んでた時期もあったけどな～

それがここまで幸せそうな顔するなんて、ホンマにええ人に出会えたってことやな
俺も何回か章ちゃんに会わせてもらったけど、大倉のことホンマに好きなんやなって伝わってくるぐらいええ人やった

それに亮ちゃんのお友達やん？
悪い人なわけないやん？

色々あったみたいで、亮ちゃんも話を聞いてすぐは落ち込んでたけど
最近では２人で仲良く話す姿も見られるのは安心した

まぁー俺の知らん亮ちゃんの顔知ってるのか～って思うとちょっぴり妬けるけどな～

亮｢……る……ま……丸！｣

丸｢わぁっ！｣

亮｢もー何回呼んだと思ってんねん！｣

丸｢ごめん！考え事してたわ。何の用事やった？｣

亮｢はぁー、そろそろベッド行くけどどうする？｣

丸｢うん、一緒に行こう｣

俺は亮ちゃんの手を握り一緒にベッドにはいる

亮｢何考えてたん？｣

丸｢大倉も幸せになって良かったな～って｣

亮｢それだけ？｣

丸｢うーん。ちょっとだけな？章ちゃんに嫉妬した｣

亮｢章ちゃんに？｣

丸｢俺の知らん亮ちゃんの顔知ってるんやなーって思って｣

亮｢フフッ、丸しか知らん顔もいっぱいあるやん？｣

丸｢亮ちゃん……｣

亮ちゃんはいたずらに微笑んだ