太陽なキミ３ (ページ19)

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安side

あれから何日か過ぎた

すばるくんと誕生日が近かったからみんながお祝いしてくれることに

こんな風に祝ってもらえるなんていつ振りやろう
ホンマに幸せで嬉しいな

亮｢章ちゃんおめでとう！！｣

安｢亮ーありがとう｣

俺と亮はすっかり仲良しで双子みたいに良くくっついている

最初はちょっと嫉妬していた大倉も最近では少し大人になったのか、あまり気にしなくなった

亮｢章ちゃん、俺章ちゃんにプレゼントがあんねん｣

安｢えっ？ホンマに？｣

亮｢これっ｣

亮がくれたのは青色のミサンガに誕生石の付いたものだった

安｢ありがとう｣

亮｢お守りみたいなもんやな｣

安｢そうなん？｣

亮｢実は俺も色違いで持ってんねん｣

って嬉しそうに見せてくれる

安｢ホンマや。大事にするな｣

俺はホンマに大切な友達に出会えたことにも感謝せなかんなって思った

亮が席を移動すると
すばるくんが近くに来て

渋｢少し遅いけど、おめでとう｣
って言ってくれたから

安｢少し早いけど、おめでとう｣
って伝えた

渋｢フフッ。ホンマに良かったわ｣

安｢えっ？｣

渋｢お前が幸せそうなんが俺も幸せな気持ちになれるわ｣

って頭をポンッてしてくれる
やっぱりお兄ちゃんやな