太陽なキミ３ (ページ11)

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安side

翌朝

心地よい身体のだるさで目が覚める

隣には満足気に眠り大倉がいる

昨日ホンマにしたんやなって改めて実感する
そしたら胸がキュンとして、幸せな気持ちでいっぱいになる

安｢たぁくん…幸せやで…｣

この幸せがずっと続いたらええなって心から願った
そしたらずっと一緒におれるし、大倉の笑顔がずっと側で見られる
そんな何気ない日々を過ごせたら………

そんなことを考えていると大倉が目を開けた

大｢ヤス……おはょ………｣

安｢たぁくんおはょ。でもまだ早いからもう少し寝られるよ？｣

大｢ぅーん、それじゃぁもっとギュッとして寝る……｣

寝惚けてるんか甘えたモードの大倉

安｢たぁくんおいで？｣

いつもはギュッとされる側やけど、今はギュッとしたい気分

大倉はモゾモゾと身体を動かし、俺の腕の中に収まる
その姿が何だか可愛らしくて、頬が緩む

大｢ヤス…………｣

また規則正しい呼吸音が聞こえ始める
その音が心地よくて俺も目を閉じる

大｢ス……ヤ……ヤス…｣

安｢ん……？｣

俺は半分寝ぼけた状態で目を開ける

大｢そろそろお昼やからさ、飯食べがてら出掛けへん？｣

安｢んっーーぃく……準備する……｣

俺は目を擦りながらお風呂場へ向かった