太陽なキミ３ (ページ1)

今日:4 hit、昨日:15 hit、合計:64,101 hit

９９ページ1

大倉side

翌朝目が覚めると俺の腕の中でピッタリとくっついて寝ているヤスがいる

今までも一緒に寝ていたけど、今日はより一層愛おしく思えた

この手を離したくないずっと側におりたいって
そう思って手を握ると無意識なのだろう
ギュッと握り返された

心地よさそうな寝息が聞こえる

起こさぬようにそっと抜け出し、朝御飯を準備する

まだ眠っているヤスに声をかける

大｢ヤス、俺先に行くから起きたらご飯食べてな｣

安｢んっぅ………｣

ヤスは寝惚けた顔しながら俺を見てニコッと笑う

安｢たぁくん、行ってらっしゃい｣

大｢行ってきます｣

おでこにキスをしてでかける

まるで新婚さんみたいやな～って嬉しくなる

いつも通り仕事をこなし、今日はそろそろ亮ちゃんが来るな～って思いながらデザートを作る

亮｢大倉～｣

大｢亮ちゃーん、ありがとう～｣

亮｢んっー｣

丸｢今日は丸ちゃんもいるで～｣

大｢あれ？珍しいやん｣

亮｢どうしても付いてくるって聞かへんねん｣

丸｢やって～亮ちゃんだけ色んな話聞くんずるいもーん｣

亮｢何やねんそれーOLか｣

丸｢OLちゃうけどー気にるんやもん｣

大｢なんの話してるん？｣

俺にはよくわからへん会話してるなって思って聞く