31:隆弘side ページ31
〜隆弘side〜
隆:なんだよ…、これ。
ただの人だかりなら問題ないんだけど、
それが俺の苦手な女子ばっかで、しかも心なしか
皆んなこっちを見ている気がする。
日:…だーかーらっ、俺が買ってくっから西島は待ってろって！…な？
日高と真司郎は、俺が女が苦手だってこと知ってるから、
廊下の様子に気づいて気を遣ってくれたんだろう。
隆:…だぁいじょうぶ！苦手ってだけやから。
真:………ホンマに大丈夫なん…？
顔色めっちゃ悪いで…？って珍しく心配してくる真司郎。
今俺そんなにヤバイ顔してるのかー……
まあ全然大丈夫じゃないからな。
実際スゲー嫌な汗かいてるし、動悸だってすごい。
…でも、大丈夫なように振舞わなきゃ。
隆:うん、だって売店ってすぐそこやん。
行って帰ってくるだけだから大丈夫。
真:…そっか。
隆:おう！
…與に心配かけないようにしないとな。
日:……まあ！俺は付いてくよ！
西島1人だと無事に帰って来れるかどうか分かんねぇし。
隆:って、俺は小さい子供かっ！！
真:まあ…、そんなようなもんやん。
隆:…………え……。
日:はははっ！行くぞ、西島〜
隆:………(Ｔ＿Ｔ)
日:んなしょげるなって〜
隆:…2人共、ありがとな。
真司郎は心配してくれて、
日高はわざと明るく振る舞うことで場を和ませてくれて。
2人には感謝しなきゃな。
真:え………
日:西島………
あ、やっべ、またしんみりした空気に…
隆:…っなぁ〜んてっ………
日&真:Mなのか…？？
隆:っなぁんでそーなるんだよっっ！！！！
日:…だって、、なぁ？
真:いじられてありがとうって、、。
隆:いじられてありがとうなんか言う人いねぇだろ！
日:いや、だからおれも今初めて見たわ。
真:変わってるとは思ってたけど、Mやとは知らんかったわ。
隆:いやっ、だからぁ！！
日:まあ、とにかく売店行くか。
真:おん、はよ行ってきてー。俺もうお腹ペコペコ。
隆:えっ、まだ話終わってなっっ………！
日:はいはいはい。また戻ってきてからな。
隆:ちょっ！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 294人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
杏(プロフ) - ちなつさん» ありがとうございますm(_ _)m亀更新ですが、楽しんでもらえるよう精一杯努めます。 (2017年7月19日 20時) (
レス) id: 013b731ab8 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！ (2016年11月7日 18時) (レス) id: 0960116b24 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：杏 | 作成日時：2016年7月13日 0時
