22. ページ24
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『久し…ぶり』
「佐久間って言います！よろしくピーマンであります！！
あれあれ、2人とも知り合いな感じぃ！？」
なんとも空気が読めなそうな小さくて
『うん…びっくりした』
「今日この後とかあいてる？」
『あー、えっと…』
彼女の反応を見て察した俺は「あぁー、そういえば用事あったんだった」と誤魔化して経理部をあとにした。
今日の食堂は…ラーメンかぁ
大好きなラーメンを目の前にため息をつく。
勝手にいなくなった奴がいきなり現れて、嬉しいなんて感情になるわけないよな。
俺は馬鹿だなあ本当に。
「おっちーー！！！！」
隣に来たのはさっき見かけた空気の読めなさそうな男だった。
「えっと佐久…間さん？」
「おいおいタメなんだろ、俺たち！
佐久間でいいよ！」
アニメが好きなのかスマホケースには個性的なキャラクターのステッカーがたくさん入っている。
「深澤ってさあ、Aとどんな関係なの？」
「幼馴染、かな」
「あー！なんだぁ！噂の彼氏かと思った！」
彼氏…ね。
やっぱり彼氏の1人くらいいるよな、、
噂になるほど有名なのか。
佐久間とは収集癖があるところとか腕時計マニアな部分とか、すっかり意気投合した俺たちはすぐに連絡先を交換した。
そして定時で仕事を終えて、帰りのご飯を頭で考えながら会社を出る。
Aだ……
会社の出口で髪をなびかせて誰を待ってるんだ？
無意識のうちに俺は彼女の方へ早歩きで向かっていた。
「A一緒にかえ…」
少し離れた場所から声をかけた時
まるでタイミングを見計らっていたかのように
彼女の目の前で車が停まる。
車から出てきたのは
……………なべ？
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ねぎ(プロフ) - ゆーりんちーさん» とても励みになります、ありがとうございます(；＿；) (2022年7月30日 13時) (
レス) id: 16c272aa68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーりんちー - すっごいドキドキしながら読んでます♪次も楽しみです (2022年7月30日 11時) (レス) @page13 id: 4b30b08088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねぎ
| 作成日時：2022年7月29日 3時
