【GIANTS】短編集2

☆読書［坂本勇人］ ページ10

私は昔から読書が大好きで
自分へのご褒美のようなものだった






特に秋は『読書の秋』
なんて言うくらいだから余計に読む






そして今日も変わらず家事を頑張った
ご褒美としてソファーでのんびり、、






にもかかわらずコイツは、、






坂「ほいほい！」






「ん、ちょ」






足の裏をくすぐってきたり






坂「うぇーーーい」






「もー」






髪の毛で遊んでみたり






坂「ていっ！」






「うわっ」






どこで手に入れたの、その猫じゃらし






集中できない、






「もうーなんなのー？」






すると隣に座っていた勇人は
猫じゃらしを振っていた手を止める






坂「Aが遊んでくれんかったからやん」






え？






「ふふ、遊んで欲しかったの？」






思わず笑ってしまうと
勇人はぷいとそっぽを向いてしまう






坂「別に、本ばっか見とるお前が悪い」






「本に嫉妬してるんだー笑笑」






普段こうやってデレることや
私に甘えてくることが少ないから嬉しい






「もう読まないからあーそぼ！」






シュンとして寂しそうな背中に抱きつく






坂「ほんま？」






「うん！何する？」






坂「俺彼女とバッティングセンター行くん夢やったん。一緒に行かへん？」






勇人らしいなぁと思いつつ初めていく
バッティングセンターに
ウキウキしてるのは内緒笑笑

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