☆約束[亀井善行] ページ45
「はい」
亀「ありがとう」
二人分のコーヒーを手に善行の向かいの席へ
私を見て微笑んだ目尻に見えるシワ
出会った頃にはなかったそれを見ると
ずいぶんと長く一緒に過ごしていることを実感する
亀「どした?」
私が善行を見たままだったので覗き込むように尋ねられる
「シワ増えたね」
亀「しょうがないでしょ(笑)もうおじさんだから」
そんなこと言ってまだ30代じゃん
亀「Aはシワとか全然ないね」
あ、名前で呼んでくれた
子供たちの前では『お母さん』て呼ばれるから
こうして二人きりの時は名前呼びが実はすごく嬉しかったり
「いやいや、ここら辺とかシワ増えてきた」
私だって気になるところだらけ
亀「ならそろそろ夢が叶う」
「夢?」
亀「そう、夢」
なんのことなのか、全くわからない
私にシワができることが夢なのかな?
亀「覚えてないの?笑笑」
「夢?分かんない笑笑」
夢というより約束かも
と、ニヤニヤしながらコーヒーを飲む善行
「教えてよ」
亀「ん〜?笑笑」
はぐらかすようにテレビをつける
「約束なんてしたっけ?」
亀「笑笑)それあげたときにしたんだよ」
善行の指差すそれとは
私の薬指にはめられた指輪
「結婚した時?」
亀「そう。俺言ったでしょ?
『お互いシワシワになって
おじいちゃん、おばあちゃんになっても隣に
いてください』
って」
プロポーズの言葉
もちろん一字一句間違えずに覚えてるよ
この言葉を言われた時は飛び跳ねるほど喜んだ
「じゃあ、お互いシワが増えて夢に一歩近づいたんだ」
亀「それと、今日を迎えてまた一年一緒に過ごした」
そう、
もう一つ忘れちゃいけないこと
今日は結婚記念日
_____
いかがでしょうか
亀さんイケオジでしたかね?
微妙な感じになってしまいすみません
またぜひリクエストお願います!
327人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みつあ - きのこたけのこどっち派…今はカフェインで具合悪くなるのでチョコレート食べれなくなりましたが昔はきのこ派でした。たけのこ派の友達に理由を聞かれて「きのこの方がお菓子だけで食べれる所が多いから」と言ったところ、そこ!?とツッコまれました(笑) (2023年3月29日 17時) (レス) @page13 id: 09fb96182c (このIDを非表示/違反報告)
長門(プロフ) - きのこたけのこどっち派か…………………………………………………もちろん私はアルフォート (2020年8月16日 12時) (レス) id: 6e23fc5fd8 (このIDを非表示/違反報告)
あいね - 希空さん» 毎日読んでいただきありがとうございます!!そんなに評価を押していただけるだなんて、、、嬉しいです( ^ω^ )♪これからも何度も読み返したくなるようなお話を書けるよう精一杯頑張ります♪( ´▽`) (2018年12月4日 6時) (レス) id: fc79f5c70f (このIDを非表示/違反報告)
希空(プロフ) - 毎晩寝る前に読むのが習慣です。いつも素敵なお話ありがとうございます★おもしろ度投票一回しかできないのが悔しい…何回も押しちゃいます(既に投票済みってなる 泣) (2018年12月3日 23時) (レス) id: 58dddcc037 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - あいねさん» はい!!楽しみにしてます(〃ω〃) (2018年12月3日 23時) (レス) id: 074b5ac55e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あいね | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=ggiiaannttss10
作成日時:2018年10月20日 17時