【GIANTS】短編集2

☆雑誌［岡本和真］ ページ35

買うんじゃなかった






和真がインタビューを受けたという雑誌を買った






そこに載っていたインタビュアーの
アナウンサーさんとのツーショット






肩と肩が触れ合うくらいの距離





他の選手なら普通の距離だと思うんだろうけど

和真だとなんだかモヤモヤしてしまう






そんなことも知らずお風呂から上がってきた和真




アイスを片手にソファーの私の隣へ




岡「あ、それ買ったの？」




「え？、、、うん」




岡「このインタビューの時さー」




和真の話にもぼーっとしてしまう




岡「どしたの？」




自分でも分かっている




このモヤモヤの正体が嫉妬だなんて




言えるわけない




でも、和真も和真だ




もっと離れればいいのに




一回そう思うとフツフツと怒りが湧いてくる




「あのさ、距離近くない？」




岡「え？」





「このアナウンサーさんと」




言いながら恥ずかしくなって声が小さくなる




岡「笑笑)妬いたの？」




「笑い事じゃないし」




ニヤニヤして私の顔を覗き込む




岡「ちゃんとインタビュー読んだ？」




「え？」




和真は開かれた雑誌のインタビュー部分を指差す




ツーショットにムカついて読む気が無くなってしまった




「読んでない、、」




岡「読んでみて」




ここから、




と指示されたところを読んでみる

___

“”インタビュアー
『』岡本和真




“今彼女さんがいらっしゃるらしいですがどんな女性ですか？”




『んー、可愛らしいし面白い人です笑
彼女でもあるし良き理解者でもありますね。
野球に関してもすごく応援してくれて。
自分にはもったいないくらいです。』




“お付き合いはいつ頃から？”




『2年前とかだったと思います。』




“ご結婚は考えてらっしゃいますか？”




『一応視野には入れてます。でも僕もまだまだ未熟者なので安心させられるくらい活躍出来てからタイミング見ようかと照笑』




《彼女さんの話題には終始笑顔でお答えいただきました。愛の深さが伝わりましたね》

___

岡「ね？」




「うん」





岡「俺が一番好きなのはAだから。」




彼女に関して面白いと答えたのは気に入らない
けど嬉しい




「ありがと笑笑」



__

いかがでしたか

お時間かかってしまい
申し訳ありませんm(_ _)m
岡本選手のキャラが掴めているか不安です

本日でテストが終了いたしましたので
明日より更新頑張ります！！

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