【GIANTS】短編集2

☆画面［吉川尚輝］ ページ17

今日ふと感じた疑問






『尚輝くんのスマホの
ロック・ホーム画面はなんなのか』






尚輝くんはいつも自分の話より
私の話をよく聞いてくれる






だから尚輝くんについて
まだまだ知らないことが多いなぁ






と思っていて、、






ソファーに横になって
テレビを見ている尚輝くんのところへ







私に気付くと
スッと起き上がって私のスペースを空ける






そのさりげない行動に
優しさを感じて好きだなーって笑笑






まぁ直接聞くのが早いし、一番！






「尚輝くん。スマホのさロックとかホーム画面て何にしてるの？」






吉「え〜、秘密笑笑」






そう言ってスマホを私から遠ざける






それを追いかけるように私も腕を伸ばす






吉「後で教えるから」







今じゃダメなのか！






「じゃあ今でいいでしょ」






スマホを握る尚輝くんの腕を掴んで引っ張る






吉「俺、野球選手なんだけど？笑笑」






ですよねー






ビクともしないその腕に諦める、、、







フリをする






吉「はは、やっと諦めた笑笑」






その後テレビを見ながらチャンスを伺う






尚輝くんがリモコンを手に取った今！






吉「あ！」






奪ってやったぜ






尚輝くんに背を向け取られないよう腕を伸ばす






ポチッ






ボタンを押し真っ暗な画面に現れたのは






「いつ撮ったの！？これ、」







吉「返してよー」






その画面には見慣れたキッチンに立つ
私の後ろ姿






吉「だから嫌だったの〜」






私の背中におでこを押し付けてくる尚輝くん






「ホームは？」






指紋認証をさせてロックを解除する






「隠し撮りばっかじゃん笑笑」






それもまた私の後ろ姿






ディ○ニーランド、大きなお城に向かい歩く私






ご丁寧にすごく綺麗な加工までしてあった






「自分で加工したの？」






吉「坂本さんがしてくれた」






「うまっ笑」






こういうの得意なのかな？






吉「イヤ？」






「え？」






吉「自分の写真が使われるのイヤかなって」






「むしろ嬉しいんだけど？笑笑」






そんな事気にしなくていいのに






吉「A」






「ん？」






吉「、、大好き、」







___________

リクエストありがとうございました！！

ご期待通りのお話だったでしょうか
またありましたらいつでも受け付けますね(^-^)

これからもこの作品よろしくお願いします！！

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