今日:25 hit、昨日:0 hit、合計:96,339 hit
小｜中｜大
. ページ24
.
黒木が時間を置いて再度連絡をしてみても一向に繋がることのない通話
ようやく呼び出し音が鳴りやんだものの、聞こえてきたのは母親の悲痛の叫びだった
島津母「お願いもうやめて...お願い！もうやめて！」
直後争うような大きな物音、ガラスが割れるような音と叫び声が講師室に響いた
島津母「やめてよ！やめてよ...誰か！」
島津父「うるさい！」
想像を絶する状況に佐倉も黒木も思わず席を立った
佐倉「まさか...黒木先生！」
黒木は一目散に講師室を飛び出して行った
佐倉「先生！」
佐倉も慌てて上着を手にし、黒木を追いかけた
上着を取った拍子に落ちた島津の成績表、5年終了時には68だった偏差値もいつの間にか64.5まで落ちていた
side 佐倉
黒木先生の後を追ってサイレンの鳴り響く街中を走り、島津くんの家に向かうと何台ものパトカーが島津くんの家の前に停まっていた
警察「吉祥寺1現着。東京都武蔵野市吉祥寺上町2の8の3、現場を確認したところ争った形跡があり机などが散乱している模様＿＿＿」
この先、島津くんはどうなってしまうの...？
第七話 完
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 447人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：愛音
| 作成日時：2021年12月7日 10時
