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side 佐倉




島津くんと上杉くんを別室に呼び喧嘩の原因を聞くことにした




島津「先に手出したのはコイツです!」


上杉「手を出す前に口出したのお前じゃん!」


佐倉「いいから落ち着いて」


島津「口より手を出したヤツの方が悪者でしょ」


佐倉「うーん...確かに暴力はよくないね」


上杉「でも...先生...あんな酷いことを言うヤツに手を出すなって言う方が無理だって!」


佐倉「島津くん、何を言ったの」




問いただすと島津は素直に吐いた




島津「偏差値60以下の学校なんて学校じゃねぇよ。そんなとこ目指してるなんてマジ ゴミだし」




...そりゃ上杉くんも手出すわ




佐倉「どうしてそんなこと言うの」


島津「だって本当のことだし。こんなやつと一緒に自習するなんてマジ目障りなんだけど」


佐倉「島津くん、」


黒木「島津さんもういいでしょう、教室へ戻ってください」




黒木先生は腕を組んで何を言うわけでもなくそれだけを島津くんに伝えた




佐倉「黒木先生」


黒木「明日からΩの生徒だけが使える別の自習室を用意します」


島津「はーい。わかりました」




島津くんはそう言うと椅子を片付けて部屋を後にした




佐倉「黒木先生いくら何でも、」


黒木「上杉さん、いいですか?今後一切島津さんと揉め事を起こさないでください。いいですね?」




上杉くんは何も言わず涙目でただ黒木先生を睨んでいた



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作者名:愛音 | 作成日時:2021年11月28日 21時

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