検索窓
今日:3 hit、昨日:7 hit、合計:121,343 hit

side 紗良 ページ37

.

A「ありがとう、送ってくれて」


黒木「ううん。合宿から帰ってきたらまず顔出すから、Aも無理しない程度に頑張って。STARFISH、2日間よろしくね」


A「うん、任せて。安全運転でね」


黒木「わかってるよ。じゃあ...おやすみ」




そっとキスをすると彼は再び車に乗り込んだ




A「行ってらっしゃい」


黒木「行ってきます」




離れると寂しいな...


やっぱりこっそりついて行けばよかったかな?




side 紗良




お店の閉店時間10分前、初めてお姉ちゃんが閉店前に帰ってきた




A「ただいまー」


紗良「おかえり!」


新平「おかえりー。珍しい、アンタが閉店前に帰ってくるなんて」


紗良「黒木先生明日から合宿だもんね」


A「そう、今山梨行った」


新平「あらぁ、可哀想に」


A「うるさい...あ、そうだ。近々、私結婚するから」


紗良「えぇー!おめでとう!」


A「ありがとう」


新平「...えぇ!?いつ!?」


紗良「反応遅っ...」


A「さぁ、早くて年明けとか?」


新平「アンタ...そんなさらっと伝えることじゃないでしょうよ!」


A「また決まったら報告するから!ちっ、うるさいなぁ...」


新平「舌打ちぃ〜!?黒ちゃん先生に見せてる可愛い顔ちょっとぐらい私たちにも見せなさいよ!」


A「紗良には見せてますー。...風呂だ、風呂!」


新平「あ、ちょっと!...昭和の親父かしら」


紗良「そういうこというから嫌われるんだよ」




No side




消灯時間後の各部屋の見回りは学校でなくても行われる




橘「よし」




懐中電灯片手に確認を終え、ドアが閉まれば再び勉強を始めるΩの生徒


一方、怪談話で盛り上がるのはRクラスの生徒たち




今川「かーごめかごめ...って歌が聞こえてきたんだって」


浅井「えぇ、怖い...それで?」


今川「で、そーっと後ろを振り返ると...」


「「きゃー!!」」


佐倉「きゃー!!」


森「ほら!もう寝なさい!」


「「はい...」」




夜の過ごし方もそれぞれだ


夜が明けて夏合宿2日目、一足遅れて黒木が合宿場に到着した

side 柴田→←.



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (146 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
409人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:愛音 | 作成日時:2021年11月28日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。