side (名前) ページ35
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No side
一方、Aクラスでは桂による国語の授業が行われていた
桂「「おずおずと」っていうのは恐れ躊躇うこと、みんなも私に...」
大友「桂先生いつもと違うね、服装」
桂が板書のタイミングで黒板に向き直ると、大友は後ろの席の伊達と私語を始めた
伊達「あのジャージ、ダサくね？」
桂「誰、お喋り！ん！？」
一方こちらはRクラス、木村先生による社会の授業が行われていた
木村「給料が上がらないのに物価だけが上がったら嫌だよね？そこで富山県のおばちゃま達のパワーが炸裂して...？」
武田「米騒動」
木村「そう、それがきっかけで...？」
渡辺「うわ、びくった...」
居眠りをしている生徒を華麗に起こして木村は授業を続けた
木村「原敬内閣になっていったってわけなんだよね〜」
授業が終わって夕食の時間
Ωクラスの柴田、直江、前田は並んで食事を摂っていた
直江「いただきまーす！」
「「いただきまーす！」」
藤原「やった、カレーだよ！」
村上「俺昨日食ったばっかだよ」
藤原「あ、そうなのか」
佐倉「どうぞ」
「「ありがとうございます！」」
佐倉はカレーを心待ちにしているΩクラス藤原昴と二日連続でカレーの村上一真に列を譲ってあげていた
side A
仕事終わり、これから合宿に行ってしまう彼の荷物運びを手伝っていた
A「はい、これで全部」
黒木「ごめんね、手伝ってもらって」
A「いいの、手伝うって言ったのは私の方だし...ホントに行っちゃうの？」
黒木「そんな一生の別れみたいな顔しないでよ、2日経ったら戻ってくるから...家まで送るから先乗ってて？」
A「...わかった」
車に乗り込みドアを閉めた時、誰かの声が聞こえてきた
灰谷「夏期合宿ですか」
この声...バックミラーでこっそり確認するとさっきまで一緒に仕事をしていた灰谷先生が立っていた
灰谷先生は珍しい人で大森Aではなく、彼のストーカー
...多分ね
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作者名：愛音
| 作成日時：2021年11月28日 21時
