【懐かしの...】 ページ3
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三澄side
朝から‶異性間交流会″という名の合コンにしつこく誘ってくる東海林を
適当にあしらいながらオフィスに戻ると、そこには懐かしい顔があった。
三澄「A！」
「...ミコト！しょーじ！！」
三澄「そっかそっか、今日からだっけ？お帰り、」
「ただいま、」
彼女は相変らず可愛い綺麗な顔に似合う笑顔をこちらに向けた。
東海林「Aー！！寂しかったよぉ！！」
東海林はAを見つけるなり抱きつき、頬にしつこいぐらいキスをしている
「やだもー、しょーじ(笑)」
そう言いながらもAの顔は喜んでいる。
「あれ、新人さん？」
あ、そう言えばAに久部くんの紹介してなかった。
三澄「あ、うん。今日からね。バイトなんだけど、」
久部「初めまして、久部です」
「初めまして、黒咲Aです。久部くん若いね、いくつ？」
久部「えっと...26です、」
「26！？私にもようやく後輩が出来た！！」
三澄「良かったね、(笑)」
余程嬉しかったのか、Aは久部くんと握手をし、ブンブンと振っている。
久部「い、痛いです...」
「ねぇ、中堂さんは？」
三澄「いつもの場所に居るんじゃない？」
「挨拶行ってくるね、」
そう言うとAは甘いバニラの香りを残してオフィスをあとにした。
久部「元気な方ですね...」
東海林「あ、惚れてもダメだよ？Aには中堂さんがいるから、」
久部「えっ！？なんだ...」
三澄「いや、付き合ってないけどね？(笑)」
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作者名：愛音
| 作成日時：2020年4月11日 20時
