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【気持ち悪い】 ページ44
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side 赤城
就業後、今日もCafe3に足を運んだ
コーヒーを提供した三枝さんは俺に尋ねた
三枝「自作自演までした彼女の気持ち、よく読めましたね？
彼女なりの正義に共感できる部分があったんじゃありませんか？」
赤城「...そうかもしれないです」
三枝「私にもわかります、彼女の気持ち。私だって正義は貫きたい」
赤城「...じゃあどうして警察辞めたんですか？」
三枝さんは何も言わなかった。
side 百合根
理事官室からラボに戻ると翠さんの姿があった。
百合根「あれ、まだいたんですか？お疲れ様でした」
翠「お疲れ様ー」
翠さんは段ボールにデスクの資料を片付けていた
百合根「そんなに綺麗に片づけたら青山さん嫌がりますよ？ほどほどにしないと」
デスクに戻ろうとした時、呼び止められた
翠「キャップ、私ST辞めるから」
...ん？聞き間違い...じゃない？
百合根「はぁー！？STを辞める！？それ、どういうことですか！辞めてどうするんですか！」
翠「それ言う必要あるかしら？」
百合根「ありますよ、あるに決まってるでしょ！？だって僕、キャップなんですよ！？」
そう言うと翠さんは一言だけ言った
翠「気持ち悪い」
え...それだけ...？
第六話 完
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作者名：愛音
| 作成日時：2021年4月17日 10時
