【雑用】 ページ14
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翠「まだ落ち込むのは早いと思うけど？部屋の外の音までは犯人も気が回らなかったみたいよ。
廊下を歩く足音が微かに残ってた。しかもこの足音、なかなか面白い」
百合根「面白いってどういうことですか？」
翠「詳しく分析してみる」
翠はディスクを手にラボを出て行った
赤城「キャップ...そろそろ菊川の吠え面拝む準備をしといたほうがいいかもしれないな」
百合根「吠え面のことまだ引きずっていたんですか...」
「...そこじゃなくない？」
百合根「...あ！それって！」
赤城「あとは2、3確認するだけだ」
side 筒井
「芋女、ちょっとこの映像チェックしといて」
すれ違いざま、Aさんに雑用を頼まれた
筒井「無理ですよ、STの雑用なんて菊川さんに何を言われるか...」
「もちろんただでとは言わない。はい、これキャップからのプレゼント」
百合根くんからのプレゼントとやらを見て、大人しく従わなければならなくなった。
菊川「なんで俺が吠え面野郎の手助けなんかしなきゃいけねぇんだよ...」
筒井「さぁ、何ででしょうね？」
菊川さんは私のカバンの中のあるものに気づいた
あ、ヤバ...
菊川「お前っ...サイン本で警部殿に釣られたな？」
筒井「しまっ...あ...」
そう。Aさんを通じて百合根くんから安達春輔のサイン本を貰ってしまった...
まさかバレるなんて...
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作者名：愛音
| 作成日時：2021年4月17日 10時
