検索窓
今日:2 hit、昨日:21 hit、合計:19,270 hit

【勝った】 ページ21

.

side 翠




キャップたちが現場に向かった後、一人で片付けをしていると松戸理事官が私に尋ねた




松戸「結城翠さん?相変らずトリプルAの能力を維持しているようね


...よかった。ということは、ここに居るべきじゃないと思うけど?」




翠「松戸理事官?それ...聞き飽きちゃった」




笑顔で彼女にそう伝えると彼女は何も言わずST室を後にした




side 内藤




エレガンス企画から回収した金を埋めていると後ろから声が聞こえた




向井「その金は...君が私の名を使って極央組から巻き上げたものだね?」




振り返るといかつい男たちがこちらに向かっていた




内藤「あんたは...」




向井「これは驚いた。名を騙った相手も知らないのか...」




男が合図を出すと率いられていた男たちは俺に手を挙げた




向井「ともかく、君のしたことは私のビジネスルールに反する。


ルールを破った物にはそれなりの代償が必要だ」




男が金を回収し、俺はどこかに連れていかれそうになった時、前方に黒さんの姿が見えた




内藤「何しに来た...」




黒さんに目を付けた男たちは黒さんに手を出した




マズい、やられる...




そう思ったのも束の間




黒さんは華麗に男を交わし、俺を拘束していた男たちがあっけにとられている間に拘束を解き俺は黒さんと手を組んだ




互いに大きく頷き構え、倍以上いる男を手分けして片づけていく




___俺らの勝ちだ




逃げようとした向井を黒さんは掴んだ時、パトカーのサイレンが聞こえた




向井と俺は警察署に連行された。




side 赤城




現場に着くと丁度、向井と黒崎の友人が連行されるところだった。




赤城「おい」




菊川「おい?」




赤城「向井の事務所を捜索しろ」




菊川「言われなくてもする」




赤城「その時に必ず押収してほしいものがある」




それを伝えて俺たちは署に戻り、一課が向井の取り調べを行った




百合根「押収した向かいのPCです」




キャップが持ってきたPCを翠に渡した




赤城「やれ」




あっという間に翠は指示通りのプログラムを完成させた




翠「できた。これでどうかしら?」




赤城「...悪くない」




翠「はぁ...わざと突っ込み所作のってたーいへーん」




百合根「あの...これは?」




赤城「これが向井のプライドだ。証拠を出せ、と言われたからな」




そのPCを手に俺たちは取調室に向かった

【違う...】→←【証拠はこれから】



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:愛音 | 作成日時:2021年4月7日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。