【菊川さん!】 ページ39
.
赤城「取り調べはキャップだけにやらせるつもりか?」
青山「え...もしかしてボクにも参加しろって!?
ヤですよそんなの...ボクの仕事はこうして分析することだけ。」
赤城「...ならそれでいい」
赤城さんがそんなこと言うなんて何か意外...
青山「引きこもり治ったんだから赤城さんが同席すればいいと思いますけど?」
赤城さんは何も返さなかった。
side 筒井
青山さんの犯行予測時間、私は脇道でむせ返るふりをしていた
突如肩が叩かれた
...ホントに来た
振り返り殴られる瞬間にその手を掴んだ
筒井「残念でした」
菊川「スデナグリくん、無駄な抵抗はやめなさい!」
待ち構えていた菊川さんが犯人のお面を取った時、彼の後ろに人影があった
筒井「菊川さん!」
奴はバッドで菊川さんの頭部を殴った
筒井「離せ!離せ!」
体を掴まれ身動きを取れない私の前で何度も殴られる菊川さん
スデナグリは一人じゃなかった...?
筒井「菊川さん...?菊川さん、菊川さん!しっかりしてください!菊川さん...菊川さん!」
彼からの返事は戻ってこなかった。
side A
ちょっと外の空気を吸いに行ったつもりが運悪くキャップに捕まってしまった。
広塚「刑事さんの言う通りです、認めますよ」
しかももっと運の悪いことに広塚章太の取り調べに同席させられた。
『お兄ちゃんも同席するんだから2人で良くない?』って言ったんだけど
『記録係が必要です!』って。じゃあキャップがすれば良くない?って言ったら『これはSTの事件です!上司命令です!』
だって、あーホントムカつく...
広塚「山田はもう一人の大畑アキオです。でも、僕殺してませんよ?」
百合根「山田さんとはどこで知り合ったんですか?」
広塚「それは言いたくないんだけどなぁ」
76人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:愛音 | 作成日時:2021年3月28日 16時