【プロファイリング】 ページ33
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青山「どちらも日当たりの悪い路地裏。道幅は3.5メートルから4メートル、人気もない。
犯人は撮影しやすい場所を選んだ」
筒井「急いで張り込みましょう!」
菊川「その計算、絶対に当たってるんだろうな?」
青山「ボクを馬鹿にするってことは、プロファイリングの研究を重ねてきた先人たちを馬鹿にするってことになる」
ボクが自信満々にそう答えると菊川さんはスデナグリの事件の捜査報告書を手にした
菊川「余計な真似はするなよ、明日には殺人の捜査に戻る。行くぞ」
筒井「はい」
そう言って2人はラボから出て行った
青山「ねぇ、ボクもう帰っていい?」
百合根「ダメです」
青山「...キャップに聞いてないよ」
そう言うと少し離れた物陰から赤城さんが姿を見せた
百合根「よくそこまで気配を消せますね...」
赤城「これで邪魔者は消えた」
そう言うと赤城さんはスマホを取り出した
赤城「戻ってこい」
相手は恐らくA。赤城さんのように気配を消せないAは赤城さんが飲み物を買ってくるようにパシっていた
しばらくするとAが戻ってきた
「あれ、キャップもいたの?はい、青ちゃんカフェオレでお兄ちゃんコーヒー」
青山「ありがとー!」
「キャップは居るって知らなかったからごめん、ない」
百合根「いいです...気にしないでください...」
飲み物を飲んで一息つくと赤城さんは今朝の殺人事件の資料を手に言った
赤城「明日が来るまでに解決してやろう」
ST存続のためにも一課に先越されちゃたまらんからね!
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作者名:愛音 | 作成日時:2021年3月28日 16時