【何言ってんの...？】 ページ8
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一樹が岡部先生を睨んだ時、お兄さんが教室に飛び込んできた
「岡部！」
「やっと役者が揃ったな...じゃあまず嶋田さん、あんたからだ」
銃を向けられたお兄さんは躊躇いなく一樹のところに足を進めた
「ヒーローになり損ねたな」
「来るのが遅ぇんだよ...」
お兄さんは一樹のベルトを抜き取ると太腿を縛り付け、止血した
「おい、人の話聞いてんのか！？」
「すぐに遊んでやるから待ってろ。...後ろ、退いてろ」
お兄さんは一樹を後ろに隠すと警棒を取り出した
「はっ、そんなもんで拳銃に勝てるとでも？」
「お前のヘボい腕ならな、何とか交わせる」
「だったら試してやるよ」
「いいか？狙うなら
お兄さんは警棒で頭を指し、拳で胸を叩いた
『ねぇ、何言ってんの...?無茶だよ！やめて！』
「黙ってろ！...そこに当てなきゃ自分がやられると思えよ」
お兄さんが助走をつけて岡部先生に向かった時、岡部先生は引き金を引いた。
一発目...宣言通りお兄さんは銃弾を交わした
二発目...岡部先生は頭を狙った
『あっ...！』
気付けば私の足は動いていた
岡部先生とお兄さんの間に入るも一歩遅く銃弾は僅かに左
私の頬をかすってお兄さんの心臓やや上を貫いた
それでも岡部先生は私たちに銃口を向けてくる
私は咄嗟の判断でお兄さんから貰ったライトを照らし、岡部先生の目を潰した
岡部先生は強く目を瞑り、放たれた銃弾は弾道をズラした
お兄さんは警棒で岡部先生の腕を弾き、振りかぶって顔を狙い
腕を掴むと背負い投げた
「うりゃ！」
投げ飛ばされて気を失った岡部先生の手首に手錠を掛け、反対側の手錠を自身に繋いだ
「岡部昌浩...殺人未遂の現行犯で、逮捕する」
立ち上がろうとしたお兄さんは膝から崩れ落ち、その場に倒れた
流れ出した大量の血で
お兄さんの青い制服は真っ赤に染まっていた
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Kanon(プロフ) - 凄かった（ ; ; ） (2021年8月30日 13時) (
レス) id: c19e3c07b8 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 愛音さん» こんばんは…!聞いていいですか？ (2021年6月12日 22時) (レス) id: 080dd1eb98 (このIDを非表示/違反報告)
ひよ - 完結おめでとうございます！お疲れ様です！こんなに毎日見続けた小説は初めてです！すてきな作品ありがとうございました！ (2021年4月21日 22時) (レス) id: 9dff91809c (このIDを非表示/違反報告)
いち - お疲れ様です！！読んでて凄く楽しかったです！！ほんとにお疲れ様でした！！泣泣わたしも続き読みたいです・・・！！ (2021年4月20日 23時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
莉奈 - 5年後作者さんのオリジナルでみたいです (2021年4月20日 20時) (レス) id: a41956e9c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛音
| 作成日時：2021年4月13日 11時
