青のSPー学校内警察・嶋田隆平ー【2】 (ページ50)

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【意外】ページ50

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「莉緒！やっぱり莉緒がいないと！」

「「そうだよ！」」

「やっぱり莉緒がマネージャじゃなきゃダメだよ！」

「...ありがとう」

「莉緒おかえり」

「ただいま」

そんな会話が聞こえてきた

必要としてくれる人が居るならソイツらの期待に応えるべきだ

『お兄さんにそんな優しい声掛けができるなんて意外でした』

今から帰るのかスクールバッグを背負ったAが俺に声を掛けた

「お前から声かけるなんて珍しいな」

『別に？また余計なことしてるんだろうな、って思って見てただけ。

でも珍しく良いことしてました』

「お前な...それよりお前、これ何だよ」

Aとのトーク画面、最後にAから送信されたのは

可愛くない奴契約違反で逮捕

『何ってそのままですよ。っていうか何ですかその名前の登録！』

「間違ってないだろ。...話を逸らすな」

『...美月に何かしたらぶっ飛ばすって忠告したのに気安く話かけたでしょ』

「そんな契約をした覚えはない」

『あぁー、老化ですね。可哀想、年は取りたくないなぁ』

「お前ほんっとにムカつくな」

『そっくりそのままお返しします』

「とっとと帰れ。イヤホンして歩くなよ、襲われても知らねぇぞ

まぁお前みてぇな可愛げのないやつ誰も襲わねぇけどな」

『...さっちゃんに「お兄さんが仕事してない」って報告しときました。じゃ

あ、名前変えといてくださいよ！？』

アイツ、余計なことを...