今日:30 hit、昨日:72 hit、合計:143,252 hit
小|中|大
【傷】 ページ4
.
緋山side
向かった現場はスキー場、雪で一面真っ白だった
轟木『患者は現在スキーセンターに居ます。
着陸場所にスノーモービルが待機していますので、係員の誘導にしたがってください』
轟木さんの指示通り、現場に到着するとヘリを降り
スノーモービルに乗ってスキーセンターまで向かった。
橘「翔北救命センターの橘です、ちょっと体診ますね」
緋山「緋山です、胸の音聞きますね」
震える手を押さえつけて聴診器を当てる
緋山「左右差ないですが、どっちもエア入りが悪いですね」
呼吸音を聞いた後、骨盤の確認も行った
橘「両側気胸だな、チェストチューブ入れよう
田上さん、肺にね穴が開いて空気が溜まってます
ちょっと切って管入れますから、麻酔しますね」
橘先生が右肺の気胸を処置し、私が左肺の気胸を処置する
切開しようとしたとき、動いた患者に驚き
誤って自分の左手を傷つけた
橘「緋山...」
ゴム手袋越しに赤い血が流れ始めていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
533人がお気に入り
533人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:愛音 | 作成日時:2020年12月21日 15時