答えようもない問いかけ2 (ページ47)

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21回目ページ47

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緋山side

初のヘリミッションをしたあの日から

私と桃田は急速に親交を深め、プライベートにおいてお互いを

『美帆ちゃん』『A』と呼び合うぐらいの仲にはなっていた。

緋山「ねぇ、ずっと気になっていたんだけどさ」

「何？」

緋山「藍沢と付き合ってんの？」

「はい、21回目ー

記録更新！」

緋山「何よ急に大声出して...何が21回目なのよ、」

「人生でその質問された回数、」

緋山「呆れた、数えてるの？」

「呆れるのはこっち。

何でみんな同じ質問ばっかするの？」

緋山「だっておかしいじゃない、捨て猫みたいな目してたアンタが

藍沢にはべったりなんだもん、」

「捨て猫？まぁ、付き合い長いし」

緋山「あぁ、大学から一緒なんだっけ？」

「まぁ...正しくは高校からだけど、」

緋山「え、じゃあもう10年越えの付き合い！？」

「そんななるんだ、」

緋山「よくあんなのと居ておかしくならないわね、」

「どんな悪口よ、」

緋山「で？いつになったら付き合うの？」

「話聞いてた？」