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【ミッション成功】 ページ4

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藤川side




どうしてもブラを付けないとMRIの検査を受けない




と言い張る小村さんの意見を黒田先生に提案を持ち掛けた




黒田「何も付けないのが原則だ、」




藤川「それがあれば乗り越えられるかもしれない、って言うんです。


僕が責任を取ります、」




口走ったことを言ってしまい、一瞬後悔したけど




そこまでしてでも小村さんには検査を受けてもらいたかった。




藤川「それが僕のミッションです、」




アイツらに比べるとちっぽけなミッションだけど




それでも俺のやるべきことに変わりはない。




想いが通じたのかノンワイヤーのブラを付けて検査を受ける許可を貰い




小村さんは無事、MRI検査を受けることが出来た。




ミッション成功、やったね!




桃田side




黒田先生から藍沢先生が西口さんのご家族に謝罪をしていた




という話を聞いて私は彼を探して病院内を歩き回っていた。




そして漸く彼の姿を見つけた




その場所は屋上




「挽回出来た?」




藍沢「...どうかな、」




「白石先生がね、こないだの質問の答えが見つかったって」




藍沢「質問?」




「自分の母親が瀕死の重傷を負った時、


私たちと緋山先生、どっちを選ぶ?ってやつ、」




藍沢「あぁ...何て言ってた?」




「彼女は...自分を選ぶ、って


藍沢先生や私を見習って逃げない医者になるってさ、」




藍沢「...そっか、」




「その答えを待ってたんでしょ?」




藍沢「さぁな、」




「ホント素直じゃないよね、(笑)」




藍沢「お前の方こそどうなんだ?


アイツらと仲直り出来たの?」




「まぁね。ライバルに変わりはないけど、」




藍沢「そうか、」




でも...




同じ夢を目指す仲間にもなれた気がする









第2回「医者の責務」完

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作者名:愛音 | 作成日時:2020年7月4日 12時

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