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【真逆のタイプ】 ページ10

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藍沢「どうしますか?森本先生と三井先生はオペ中ですが、」




隣に座る橘先生に尋ねた




橘「キミらフェローが居るんじゃないのか?


それともシニアが居なければお手上げか?」




そう言って彼は笑った。




黒田先生とは真逆のタイプだ...




次は初療室の桃田と無線を繋ぐ




藍沢「2人とも翔北に運ぶ、


輸血部と放射線部に連絡入れといてくれ、」




『了解、』




梶『利根川河川敷、1分で到着』




藍沢「輸液とエコー、あと挿管の準備を頼む」




冴島「はい、」




到着した現場、すぐに自転車の女性と接触を開始する




藍沢「意識あります?喋れる?」




救急隊「いえ、うわ言ぐらいで」




冴島「指触りますね、


発症何時ですか?」




救急隊「約29分前です、」




藍沢「ショック状態だ、ルート確保して」




冴島に指示を出しながら心音、呼吸音




骨折がないかをチェックしていく




ふと、自転車に挟まった小さな片足の靴が気になった。




橘「藍沢!そっちはどうだ?」




藍沢「出血性ショックです、骨盤やってる可能性高いです


サムスリング用意して、」




冴島「はい、」




橘「こっちは大丈夫そうだ、


右の下腿骨骨折ぐらいだ、ヘリでそっちを優先してくれ」




藍沢「わかりました、」

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作者名:愛音 | 作成日時:2020年10月30日 10時

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