検索窓
今日:96 hit、昨日:152 hit、合計:510,707 hit

. ページ15

.

ていうか王様ゲームって普通は割り箸じゃないの?




ましてやこの時代はスマホでも出来る。




何ともアナログと言うか、藤川先生らしいと言うか...




ノリノリな橘先生と横峯先生から封筒は回り、渋々私たちも紙を引いた。





藤川「みんな引いたか?いくぞ?


王様だーれだっ!」





橘「...おっ、俺だ」




まず最初の王様は橘先生。




ノリノリなだけあって無理難題を言わないか心配だ...




藤川「お題はどうしますか?」





橘「そうだなぁ...じゃあまずは肩慣らしに、

7番が10番の膝の上に座るってのはどうだ?」





藤川「いいですねぇ!」




何も良くない、良いことと言えば私が引いた番号は1番。




どっちにも被ってないことだ。




緋山「7番誰?」




名取「俺です、」




7番の紙を見せながら名取先生は躊躇いなく番号を教えた。




緋山「10番は?」




_______________誰も何の反応もない




全員が自分の持っている番号を見せた。




ただ一人を除いて。




「...ってことは耕作が10番?」」




藍沢「...あぁ、」




溜息をつきながら番号の書かれた紙を机の上に置いた。




緋山「偶然とはいえ凄い組み合わせね、」




白石「ね、(笑)」




橘先生は『膝の上に座るのが女子だったら面白かったのになぁ、』なんてぼやいていた。




耕作に歩み寄らない名取先生、名取先生を受け入れようとしない耕作を見かねた藤川先生は




『次のゲームが終わるまででいいから!』と助け船を出し、ようやく名取先生が重い腰を上げ




耕作の膝の上に座った。




これはこれで面白い...




こっそりカメラを開いてこの光景を写真に収めた。




藤川「はい、次ー!!どんどん行くぞ?


王様だーれだっ!」




緋山side




冴島「あっ、私!」




2回目の王様ゲーム、王様の紙を引いたのは冴島だった。




冴島「えーっと...じゃあ、8番さん好きな異性のタイプを教えてください」




藤川「8番誰だ?」




藤川の言葉に灰谷が遠慮気味に手を挙げた。




藤川「おっ、灰谷か!じゃあバシッと!」




灰谷「あ、え...っと...い、いつも笑ってる子が...好きです、」




そう言いながら灰谷は隣に座る横峯をチラチラ見ていた。




え、何?そういう感じ?へぇー、良いこと知っちゃった(笑)




藤川「笑顔?桃田とか横峯か!」




アイツまた余計なことを...

.→←忘年会



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (297 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
865人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:愛音 x他1人 | 作成日時:2020年5月29日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。