その柔らかな笑顔に触れて...4 (ページ14)

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忘年会ページ14

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桃田side

藤川「じゃあ1時間後、めぐり・愛集合な！」

「「はーい、」」

今日はちょっと早めの救命の忘年会

今年の幹事は藤川先生らしい。

世間が忘年会をする時期は救命は一番忙しいから毎年変な時期に忘年会をやる

「今年もあっという間だったなぁー...」

緋山「何おばあちゃんみたいなこと言ってんのよ、(笑)」

冴島「まぁ、まだ今年が終わるまで1ヶ月以上ありますけどね」

横峯「忘年会するには早すぎませんか？

12月が一番忘れたいことあると思います！」

雪村「それはあなただけじゃない？」

横峯「えっ、そうなの！？」

めぐり・愛の場所を知らないフェローを引き連れて私たちは現地に向かった。

恒夫「はぁい、いつものブス4人と新しいブスが2人、

あらっ！坊や可愛いわねぇ！んーまっ！」

名取先生と灰谷先生を見つけた恒夫は耕作・新海先生の時と同様にほっぺにキスをした。

名取先生はとてもウザそうな顔をしている

白石「藍沢先生置いてきて平気だったの？」

「橘先生の案内役も必要だから、」

白石「あ、そっか」

藤川「お前ら何飲む？」

それぞれいつものを頼んでしばらく経った時、耕作と橘先生が到着して参加者全員が揃った。

藤川「皆さん！まだ1ヶ月残っていますが、今年も一年お疲れ様でした！乾杯！」

「「乾杯ー！！」」

こうやって忘年会に参加するのは7年ぶり。

7年前私が最後に参加した忘年会は幹事が森本先生で

余興は全員がモノマネをさせられて...あの時は地獄だったなぁ

ノリノリだったのは藤川先生だけで耕作は死んだような顔をしてたっけ？(笑)

「去年は誰が幹事やったの？」

緋山「白石。余興はカラオケ、」

...カラオケ

まぁ、無難な選択か。

今年は藤川先生だから不安だ。

7年ぶりに悪夢再び、何てことになりませんように...

そんな私たちの願いは儚く散った。

藤川「それでは皆さんお待ちかねの余興の時間がやってまいりました！」

そう言いながら藤川先生はカバンから茶色の封筒を取り出した。

藤川「これより、王様ゲームを開催します！」

オウサマゲーム...オワッタ。

最悪オブ最悪

チラッと隣を見ると耕作は7年前と同じ死んだような顔をしていた。