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30話 ページ30

安倍「A!!」


森の奥に進んでいくそいつに

俺の声は届いていない


ジュウ「A殿の心に根付き始めています」

安倍「くそっ」


森を進むと

少しずつ花が増えていく


安倍「あ?なんでこんなに花が」

ジュウ「洛鬼は花を操るのです」

安倍「じゃあこの花の奥に」


次第に花に埋め尽くされたところまでやってきた


ジュウ「安倍殿!あちらを!」



そこには花に埋もれたAの姿

花のツルが体に絡みついて

木の幹に縛り付けられていた


安倍「おい!しっかりしろA!」



微かに目を開けたA


「、、、、おいていかないで、、」


その瞳にはもう色がなかった


安倍「嘘だろ」

「し、、ん、、、、すけ、」



ジュウ「幻覚を見ているようです」


本当は使いたくなかったが

俺は威光でAについていた花やツルを外そうとした

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なな - 面白かったです!次回の作品も楽しみにしてます! (2019年6月9日 21時) (レス) id: e69b1f1a85 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:佐藤さん | 作成日時:2019年6月2日 20時

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