【不機嫌なモノノケ庵】過去の住人

２３話 ページ23

時刻は２１時


辺りはもう真っ暗で静けさが漂っていた


「うーん、水張ってないね」

安倍「今日は何も起こらねぇのか」


Aは石の前にしゃがみ石を見つめていた


安倍「またもう少ししたら見に来るか」

Aからの返事がない

安倍「行くぞ、っておい！？」


「どうしようイツキ、動けない」


Aは倒れていた


安倍「はぁ？一体どうなってるんだ」

「石を見てたら、急に、、、体に力が入らない」


Aを無理やり立たせて気づいた


安倍「いつの間に」


辺りは一面水が張っていた

家主の言うようにこの石を中心に

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