贅沢な愛をくださいⅡ【東京卍リベンジャーズ】 (ページ8)

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49話ページ8

その言葉を最後にイザナが声を発することはなかった

鶴「……？イザナ？？」

鶴蝶の悲痛な叫びが響き渡る

鶴「オイ！！返事しろよ！！

オイ！オイ！！

イザナ！！！！！！！！」

『ハッ、、ハッ、、、ハッ』

ドサッ

イザナの横に倒れこみ空を眺めた

『雪だ……』

鶴「ッ！？？」

『イザナ……私たち上手に生きられなかったね……』

マ「みんな聞いてくれ、抗争は終わりだ」

もうすぐ救急車と警察が来る

どうやらこの場はマイキーが収めるみたいだ

そんなのダメだ

『それはダメッ……』

鶴「Aッ！！もう動くな！！！」

『……私が残る』

マ「何言ってんだよ！！」

『みんな早く行って……』

血が止まらずふらつく身体を悟られないように

マイキーを説得する

蘭「本当にいいの？」

『……うん、大丈夫だから、、』

蘭「だそうだ、マイキー」

遠くから救急車のサイレンが聞こえてきた

蘭「大将、しっかり見届けたぜ大将の生き様」

マ「…………A」

『行って…………マイキー』

マ「……ッ」

『私の王はイザナだけだから……』

マ「…………わかった」