贅沢な愛をくださいⅡ【東京卍リベンジャーズ】 (ページ20)

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61話ページ20

場所は昔のアジト

今は錆びれたボーリング場だった

竜「へぇ懐かしい～」

三「汚ねぇ」

蘭「これってまだ動くんじゃねぇ？」

ボーリングしようぜと灰谷兄弟は大はしゃぎ

それにしても久しぶりに来た気がする

出所して最初のころはいつも

ここに集まっていた

九「もうすぐ時間だ」

『私一人で充分だから、手は出さないでね』

三「わかってます」

ガチャ

扉が開く音と数名の足音

『久しぶり花垣武道』

武「Aさん！！」

『……一人じゃないんだね』

武「…………はい」

まぁ最初から一人でなんて約束してなったけど

マ「…………A」

『…………マイキー』

後ろから出てきたのはあの頃からバッサリ髪を切ったマイキー

面と向かって話をするのはいつぶりだろう

マ「…………元気だったか？」

『…………うん』

マ「ずっと会いたかった」

そういってマイキーは私を抱きしめる

突然のことで私の頭はフリーズした

だけどすぐ思い出す

私の後ろには

竜「Aに気安く触ってんじゃねぇよ」

蘭「まぁ熱烈」

躊躇なくマイキーに銃を向ける灰谷兄弟がいた

ほんと怖いもの知らずって感じだ

マ「うるせぇ」

『蘭、竜胆下がって大丈夫だから』

竜「信用できんの？」

『大丈夫』

合図を送れば銃を下す竜胆