贅沢な愛をくださいⅡ【東京卍リベンジャーズ】 (ページ13)

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54話　-マイキーSide- ページ13

今日は久々のオフで俺はケンチンの店に来ていた

マ「ねぇケンチン」

ド「どうしたマイキー」

マ「この前」Aはテレビに映ってた」

ド「は？」

ケンチンはバイクをいじる手を止めて俺を見た

マ「なにやってんだろうな～」

ド「さぁな」

テレビになんて映って大丈夫なのかよ

ホントに馬鹿なやつ

マ「会えないかなAに」

ド「馬鹿言うなよ無敵のマイキーでも殺されるかもしれねぇぞ」

マ「……かもな」

武「それどういうことですか」

突然開いた店の扉

そこにはまたあいつが立っていた

ド「どうした？そんな怖ぇ顔して」

武「今の、マイキー君でも殺されるってなんスか？」

マ「……タケミっち」

武「ニュースに黒川イザナの刺青が入っている人が

映っていました、ひょっとして……」

タケミっちも見たんだあのニュース

武「Aさんは……Aさんは生きてるんですか！？」

タケミっちからの質問で店の中に静寂が走った

ケンチンも何も言わない

マ「……Aだよ」

ド「マイキー！？」

マ「いいんだケンチン」

武「もしかしてあの映像の人物ですか？」

マ「そう」

何言ってんだよってケンチンは頭を抱えてる

本当はタケミっちにはAの本当のことは

教えるつもりはなかった

でもなんでだろうな

お前なら、タケミっちならAを救える気がしたんだ