贅沢な愛をください【東京卍リベンジャーズ】 (ページ36)

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35話ページ36

武「エマちゃんすいませんお待たせしましたって！？？」

『マジかよ…………』

武「Aさん！？？」

エ「なにタケミっちAの知り合いだったの？」

花垣武道

なんでここに

しかも東卍の特服着て

"一番隊隊長"

腕に書かれた刺繍

圭介の後を継いだのは君だったか

『そんなんじゃないよ』

エ「Aその特服って」

武「まさか天竺！？」

私の真っ赤な特服を見てエマも武道も驚いてる

エ「Aイザ兄と一緒にいるの？」

『………………そうだよ』

それよりも

エマがまだ生きてるってことは

まだ稀咲が動いていないということ

『…………エマ』

エ「ん？」

これを口に出していいのか迷った

イザナを裏切ることになるみたいで

『……死なないで』

エ「え？それってどういう…………」

『花垣武道』

武「は、はいッ」

『死ぬ気でエマを守れ』

伝わっただろうか

この小さなSOS

武「どういう意味ですか！？」

『今夜また会おうね』

そういってエマと武道の横を通り過ぎる

武「……はい必ず」

最後に見えた武道の表情で安心した

きっと伝わった

どうかもう誰も死なないで