20話 -花垣 Side- ページ21
ドラケン君と一緒に一虎君の面会に行って
俺は帰りにAさんの病院に来ていた
なんだ?なんか慌ただしい気がする
ドラケン君から教えてもらったAさんの病室に向かうと
看護師さんたち行き来していた
廊下には下を向いたままのマイキー君
武「マイキー君、大丈夫ッスか?」
マ「タケミっち…………」
武「Aさんに何かあったんスか?」
マ「タケミっち俺はこれからどうしたらいい?」
武「どうって…………」
マイキー君は迷ってるんだ
これからAさんとどう向き合っていくのか
マ「俺はAになんて声を掛ければいい」
場地君は死んじまった
一虎君は少年院
武「そんなの決まってるじゃないですか」
マ「ん??」
武「素直に謝ってまた一緒にいてあげればいいだけです」
俺の言葉にマイキー君の表情が曇った
ヤベェ…………
オレやらかしちまったか……
マ「ハハッそうだな」
俺の不安をよそにマイキー君は笑った
マ「ありがとうなタケミっち」
武「いいえ」
きっとこれでいいはず
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作者名:ぎゃん | 作成日時:2022年8月28日 16時