何者かになりたくて【呪術廻戦】 (ページ41)

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40話ページ41

夏「私の全てをぶつけよう」

呪霊操術極ノ番《うずまき》

傑の所有するすべての呪霊が一つになる

こんな技知らないよ

さてこの攻撃にどう対抗しようかと考えていると

乙「Aさんは下がってて」

「憂太、、」

乙「ねぇ里香ちゃん、、」

そっと里香の頬に触れ優しく話しかける

里「大大大大大好きだよ！！憂太ァァァ！！！！！」

その瞬間里香の呪力が一気に上がる

自らを生贄とした呪力の解放

夏「この女誑しめ」

乙「失礼だな、純愛だよ」

夏「ならばこちらは大義だ」

ぶつかり合う呪力

爆風で吹き飛ばされる

『憂太ッ！！』

衝撃波に飛ばされる憂太の手を掴み

覆いかぶさり守る

『ッチ、気絶してるか』

傑っ！！！

先ほどまで傑が立っていた位置は

地面が抉り取られていて

祓えたのかどうかの判別がつかないような状態だった

気を失っている憂太に反転術式をかけ傑を探す

『、、、血痕』

むこうの方に続いている

急いで向かおうと足を踏み出した

だが腹の内からこみ上げてくるものを防げなかった

『カハッ、、、』

まき散らしたのは

嘔吐物ではなく血液

『、、、無理したかな』

流石に今まで術式をここまで酷使したことはなかった

今にも脳が焼き切れそうに

視界がチカチカする

『すぐる、、、』

それでも最後に会いたい

そんな気持ちだけが私を動かしていた