33話 ページ34
夏「会いたかったよA」
早いッ
気づけば傑は私の目の前にいた
『すッ、すぐ、る、、』
夏「あぁ私だよ」
そういうと傑は私の頬を優しく撫でた
だがその温もりはすぐに離れた
五「触るな」
『ぇ、、』
夏「何の真似だい悟」
五「それはこっちのセリフだよ」
私を庇うように前に立つ悟
沈黙を破ったのは傑だった
傑の目指す先
それは術師だけの世界
夏「思う存分呪い合おうじゃないか」
その場にいた全員が息をのむ
何を馬鹿げたことを
それでも警戒せざるを得ないその雰囲気に
するとペリカンの中にいた高校生が傑を呼んだ
どうやら今から行くところがあるらしい
夏「それでは」
五「行かせるわけないだろ」
夏「いいのかい、可愛い生徒が私の間合いだよ」
生徒たちを囲む下等呪霊
流石にまずいか
『ッチ』
ザシュッ
取り合えず近くの呪霊だけでもと
軽く払いのける
バッサーーー
夏「またね」
『、、、ッ』
大きな呪霊に乗り帰っていく傑
私の目を見て小さくこぼした声を
聞き逃さなかった
五「最悪の気分だよ」
『私もだよ』
生徒を囲んでいた呪霊はすぐに払われ
すぐに緊急会議が行われた
今度こそ払う
夜蛾先生はそう意気込んでいた
もう帰るか
そんなことを考えながら廊下を歩いていると
五「ちょっといい」
とある教室の前で悟に捕まった
ガラガラ
教室の中には先程の生徒たちがいた
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ホノハ - 泣けます!!というか泣きました!!(i□i) (6月2日 17時) (レス) @page46 id: 87f020705d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぎゃん | 作成日時:2022年1月23日 20時