何者かになりたくて【呪術廻戦】 (ページ23)

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22話ページ23

ドカーン！！！！

『ッ！カハッ！！！』

相手の呪力を抑えながら、術式反転で攻撃を繰り返すが

流石にこちらの方が劣勢

‘‘おい五条悟呼んだんじゃなかったのかよ‘‘

‘‘お前は傑にはなれないよ‘‘

嫌なことばかりが頭をよぎる

一瞬の気のゆるみ

呪「グワァァァァ！！！！」

その一瞬でもろに相手の攻撃を受ける

『ア゛ァァァッッ！！！カハッッ、、』

肋骨何本か、もっていかれたッ

どうする

どうしたら

呼吸するだけで内臓が痛い

打開策を探す

『、、傑ッ、、だった、、ら』

その瞬間、先程倒した2級呪霊が視界に入ってきた

‘‘取り込む‘‘

右手をかざし2級呪霊からすべての呪力を吸い取る

傑みたいに

呪力を奪われた呪霊は灰のように脆く壊れていく

手の平の中には黒い呪力の塊

『ッ出来た、、、』

‘‘私の経験上それはおすすめしないよ‘‘

傑の言葉が頭をよぎったが

震える手を抑え飲み込んだ

『、、、、ゴクッ』

ドクンッ

『！！！！グッ、、、』

身体の中を駆け巡る呪力

ここで気を抜いたら受肉するッ！！

目の前がチカチカし始める

勢いよく迫ってくる1級呪霊

『ウァァァァッ！！』

ドガーーーン！！！！

呪「グワァぁぁ」

『はぁっはぁ、、、はぁ、、、』

私に振り下ろされた呪霊の腕は吹き飛んでいた

明らかに先ほどまでとは違う私の雰囲気に呪霊は後ずさりする

呪「グッグェェ」

『なにこれ、すごいね』

呪「ッギュェェ！！！」

勝手に口角が上がる

きっと今の私の顔は呪霊からしたら恐怖なんだろうな

だって笑顔が止まらない