Love will last forever.（6） (ページ10)

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追いつづ(70) ページ10

ー翌朝。

久しぶりにぐっすり眠れた気がした。

目が覚めると浬があたしの頭を撫でていた。

A「お、はよう。」

寝ぼけながら言うあたしに、
浬「おはよう。ごめん、起こしたな。」
と言った。

A「うぅん。

久しぶりにぐっすり眠れた気がする。」

そう言うと、

浬「俺も･･･。」

優しく笑って浬が言った。

A「浬、目が真っ赤だよ(笑)」

微笑みながら浬の目元に触れると、

浬「Aもな･･･。」

そう言ってあたしの目元を撫でてくれた。

未だに気持ちが気持ちの整理が着いた訳ではないが、久しぶりに穏やかで幸せな朝を迎える事ができた。

時計を見ると10時半を過ぎていた。

久しぶりにこんなにゆっくり眠ってしまった。

お互い赤くなり腫れた目のまんま朝食を取った。

そして明日から仕事復帰の為、最近の病院での患者さんの話を浬から教えて貰った。

明日さゆり先生と顔を合わせる事になるので少し心配だった。

産休まで残り1ヶ月半程一緒に働かなればいけない。

もしかしたら産休明けもさゆり先生次第でずっと働く事になるかもしれない･･･。

でも浬はあたしが居なくなった後もさゆり先生とは毎日一緒に仕事をする･･･。

あの日の事のせいで完全にトラウマになってしまっていた。