Love will last forever.（6） (ページ34)

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追いつづ(94) ページ34

あたしは目が覚めると浬が横でうとうとしていた。

そして浬からあの日から5日経っている事を聞いた。

隣のICUに我が子がいた･･･。

たくさんの管に繋がれている姿を見て胸が苦しくなった･･･。

あたしと赤ちゃんは何度も危ない時があったらしい･･･。

無事に産んであげられなかった･･･。

胸が苦しくて苦しくて仕方がなかった。

目が覚めた翌日から少しずつ動けるようにはなったがまだベットからは動く事が禁止されていた。

我が子をガラス越しに見守るしか無かった。

何かできる事はないか、考えた。

そうだ、母乳だけでも届ける事は出来ないか、サクちゃんに相談すると、了承を得ることが出来た。

小松さんが搾乳器を持って来てくれた。

使い方を教えて貰い、母乳を出そうとしたが全く出なかった。

小松「8ヶ月だったからまだ体が準備出来てないんだよ。
Aちゃん、焦らなくて大丈夫だからね！！」

小松さんは優しくフォローしてくれた。

母乳が出やすくなるようなマッサージも教えて貰ったが痛いだけでなかなか出ない。

あたしは開いてる時間を見つけてはずっとマッサージや母乳を出そうとしていた。

夜になり、浬が来てくれた。
あたしが丁度搾乳器で母乳を出そうとしていたため、それを見て驚いて無理はするなよ。と言ってくれた。

A「今、あたしにできる事はこれぐらいしかないから･･･。」

痛みに耐え、泣きそうになりながらするあたしを見て浬は背中をそっと撫でてくれた。