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追いつづ(88) ページ28
あたしがもがき苦しんでいるといつの間にかペルソナへと着いていた。
すると、サクちゃんと四宮、小松さんが外で待ってくれていた。
A「痛い･･･、痛いよ、サクちゃん。」
浬が傍でずっと背中をさすりながら、手を握ってくれていた。
サクちゃんがエコーで赤ちゃんを確認してくれ、四宮と小松さん達がバタバタとしだした。
浬「サクラっ、Aと赤ちゃんは大丈夫なのか？」
あたしがもがき苦しんでいるので浬が代わりにサクちゃんに聞いてくれた。
サクラ「切迫早産だ･･･。せめてどうにか37週まで持たせたいが破水してる。
母子の事を考えるなら緊急帝王切開したい所だがもう頭が出かかってる。
もうこのまま自然分娩で赤ちゃん出すよ！！
A！！俺と四宮と小松さんでやるから一緒に頑張ろうね！！」
そして危険性があるのでそのまま通常の分娩室ではなくオペ室へと運ばれた。
浬も中まで付き添ってくれた。
サクラ「もうだいぶ子宮口が開いてるからもう少しで赤ちゃん出るからね〜！！」
A「はぁ、はぁっはぁ〜･･･。」
浬「A！頑張れっ！大丈夫だからな！！」
小松「Aちゃん、ゆっくり息をしてね〜？」
A「ひっひっふー･･･。」
四宮「思ったより出血多いな。」
四宮とサクちゃんがアイコンタクトをしていた。
四宮「輸血準備しといてー！」
何回か力んだ後･･･
.
.
「おぎゃー、おぎゃーっ！！」
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作者名：moca | 作成日時：2020年5月10日 17時
