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追いつづ(81) ページ21
朝起きると、いつの間にか寝てたんだと気づき、仕事へ行く準備をしようと起き上がると、
浬「おはよう。」
浬の声がして驚いた。
浬はあたしが寝た後も電話を切らずに居てくれたみたいだ。
Aの寝顔を見ながら俺も寝たかったから。何て朝からサラッと言われ、バカとだけ言い、仕事の準備をした。
浬「そろそろ俺、行ってくる。」
朝ごはんを食べながら電話していると浬が出かける時間になっていた。
A「うん。行ってらっしゃい！」
浬「Aも無理するなよ。
また連絡するから。行ってきます。」
A「あ、さゆり先生に昨日は大丈夫だったかだけは言いなね！
浬もどうせ大きな声で怒ったんだろうから。」
浬「分かった。」
そう言って浬は電話を切った。
いつの間にか不安な気持ちが消えていたあたしも仕事に向かい、通常どおり仕事に集中した。
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作者名：moca | 作成日時：2020年5月10日 17時
