Love will last forever.（6） (ページ18)

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追いつづ(78) ページ18

病院で二人を見送った後、来生が心配そうな顔してあたしに話しかけてきた。

来生「何があったかは知らないけど、天堂なら大丈夫だよ。」

さゆり先生との間に何かあった事は来生も薄々勘づいているようで、優しくあたしの肩を叩いてくれた。

仕事中も浬はマメに連絡をくれた。

なるだけ写真や位置情報つきで。

なるだけ不安な気持ちを打ち消そうといつも以上に仕事に打ち込んだ。

夕方になり、いつも通りに仕事を終わらせ、不安な気持ちを抱えたまま家路についた。

丁度家についた頃、時間が空いたのか浬から電話がかかってきた。

浬「今から懇親会に行ってくる。」

A「そっか･･･。」

浬「体大丈夫か？」

A「大丈夫だよ。」

話してる途中でさゆり先生が浬を呼ぶ声がした。
「浬！！」って･･･。

浬「じゃあ行ってくる。
終わったらまた連絡するから。」

そう言って電話が切れた。

「浬！！」

さゆり先生がそう呼ぶ声がいつまでもあたしの頭の中で木霊した。

何をしてても不安で仕方なかった。

ご飯もなかなか喉を通らない。

気になっていた医学書を読んでても文字が頭に入らず、読むのをやめてお風呂に入った。