Love will last forever.（6） (ページ13)

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追いつづ(73) ページ13

執務室で浬の事を待ちながらカルテの整理をしていた。

来生「ここ最近あいつは生気のない顔して、様子も変だったけど、大丈夫になったみたいだね。」

全てを見透かした様子の来生が話しかけてきた。

A「心配かけて本当にごめんね。

結婚はゴール何かじゃないんだよね。
当たり前の毎日なんて何処にも無くて、何気ない日々を過ごせている事に感謝しながら大切に過ごさないといけないんだなって思えた。」

来生「そりゃそうだよ。
恋はつづくよ、どこまでも(笑)」

そう言って来生は笑ってどこかへ向かっていった。

恋はつづくよ、どこまでも。
確かにそうだ･･･。

恋に終わりなんてないのだから。

そう考えているとさゆり先生が一人で戻ってきた。

あたしと顔が会うなり少しバツの悪そうな顔を一瞬してみせた。

さゆり「お疲れ様。」

A「お疲れ様です。

本当にお休みの間ご迷惑をお掛けしました。」

一応、急に仕事に穴を開けてしまった事をさゆり先生に謝った。

さゆり「本当に貴女は彼に愛されてるのね･･･。」

そう言って彼女は執務室から出ていった。

去っていく後ろ姿が少し震えているような気がした･･･。

しばらくすると浬も戻ってきて一緒に家へと帰った。