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仕方なくタクシーの運転手さんに適当なところで下ろして貰い、コンビニに寄って外に出ると、
あるおじさんがなにやら捜し物をしていたので一緒に探す事になった。
しばらく探していると･･･。
A「あ･･･、あ！あった！！ありましたよ！！」
木の影におじさんが探していた財布を見つけた。
「あぁー！！これやこれ。これがワシのや！！」
見つかって良かったぁ〜。
おじさんがしゃがんで休憩していると、どこか様子がおかしかった。
A「堤さん良かったらこれどうぞ〜」
そう言ってお茶を渡した瞬間堤さんは倒れた。
A「堤さん、どうされました？？堤さん！堤さん！！」
あたしは慌てて処置を始めた。
息を確認すると息をしていなかった。
A「すいません。救急車呼んで貰って良いですか？？」
近くの通行人に頼んだ。
そして心臓マッサージをしていると、後ろから
「状況は？」
A「突然意識を失われて･･･」
後ろを振り返ると浬が居た。
A「天堂先生！？」
浬「心停止か。AEDー！」
A「はい！」
AEDで処置すると2回目で堤さんは息を吹き返した。
救急車も到着し、浬と一緒に病院に運んだ。
処置が早かった為、無事に助ける事が出来たと救急隊の人に言われた。
病院を出ると外はもう真っ暗だった。
浬と一緒に繁華街を歩いていた。
A「本当に良かった。堤さん助けることが出来て･･･。
でも天堂先生どうして？」
浬「あんなに分かりやすく着いてきてたら普通気づくー。」
あの変装はバレバレだったらしい。
A「ごめんなさい･･･。
あれ、そういえば今日お食事会は？？」
浬「馬鹿。大阪きたらたこ焼きだろ？」
そうして大阪の夜の街を二人で堪能した。
浬「そういえば、お前部屋はどうしたんだ？」
A「流子さんオススメのホテルを取って頂きました。」
浬「そうか。」
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作者名：moca | 作成日時：2020年3月16日 23時
