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24. dreamland ページ24
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陽気な音楽と、カラフルな建物によって心が弾む。
湧「絶叫乗ろうぜ」
『え！やだ！』
湧「夢の国っていったら絶叫だろ！」
『富士急の間違いじゃない？』
湧「それもあるけど、ほらあれ乗りたい」
俺が指さしたのは最後の最後で落下して水がぶっかかるやつ。
『本気で言ってる？』
湧「俺はいつだって本気」
『絶対やだ』
湧「聞こえなーい行くよー」
半ば無理やりではあるけどよく言うじゃん、吊り橋効果ってやつ。一緒に乗ることでちょっとした期待を抱いてんの。
『湧が嫌いになりそう』
湧「大丈夫、ゆかりに限ってそれはないから」
『…まあ、それもそうか』
納得してくれるんだ。
ほんとやめてほしい、もし無意識でそんなこと言ってるんだったら。
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作者名：ルナ
| 作成日時：2020年8月21日 0時
